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なぜスティーブ・ジョブズはがん治療を一度断ったか

今回も仮想通貨とは関係無い話題です。たぶん、今回で医療関連の話題を扱うのは最後になるかもしれません。

 

最近ずっと医療について考えたり調べたりしています。このブログやTwitterを見てくださる方は分かると思いますが、僕は数カ月前に精神科で治療の一環としてある薬を筋肉注射されて、その副作用で苦しんだ経験があります。それが今でもずっと心の傷になっていて、なんでこうなってしまったのかずっと考えていました。

 

その中で、ふとスティーブ・ジョブズはがん治療を一度断った事があるという話題を思い出しました。検索してみると色々な方がそれぞれ意見をおしゃっています。「ガンは治療可能だった」、「カルト療法にハマったのはなぜか」、中には、「スティーブ・ジョブズは馬鹿か?」など酷い意見もあります。僕も当時、なぜ一度は治療を断ったのだろうと疑問に思ったことがあります。早く治療を受ければもっと長生きできたろうに、もっと Apple は発展しただろうにと。

 

なぜ、スティーブ・ジョブズはがん治療を一度断ったか、僕はジョブズの求めたものは、「対処療法」ではなく「根源的治療」だったからだと思います。

 

Wikipediaによればジョブズは、過去にアタリ社でエンジニアとして働いていたそうです。エンジニアとはどういう人間かというと、僕は「問題(障害)に対しては原因を突き止めてそれを直すもの」と思っています。僕はソフトウェア開発者として働いていたことがあります。僕はそこで心がけていたことは、バグが発生したら原因を突き止めて直すようにすることです。原因が分からずにとりあえずなんとか動かすようにしたらバグが残ったままで、また別の問題が起きるかもしれないので、バグが有れば原因を明らかにして、そこから適切な修正を行うということをしていました。

 

恐らく、ジョブズも元々はエンジニアだったのだから、基本的な考え方として「問題(障害)に対しては原因を突き止めてそれを直すもの」と思っていたのだと思います。

 

医療には、大きく分けて「西洋医療」と「東洋医療」があります。今現在世界に普及しているのが西洋医療で、風邪を引いたから内科で見てもらうとかは西洋医療で治療するという事になりますね。統合失調症だから薬でどうにかするというのも西洋医療でしょう。

 

西洋医療は原因を取り除いて病気を治すものなのでしょうか。肺炎を治すという状況を考えてみます。肺炎の原因は様々ですが細菌が感染し重症化したものがあります。これを内科で治すとなると、細菌が原因ならば、抗生物質を処方されることになります。その結果細菌が死ねば、やがて症状は改善し治るでしょう。しかしちょっと考えてみてください。そもそも、普段なら細菌が蔓延って重症化することは無いわけです。人間には抗体があって細菌を殺す仕組みがあるのに、なぜ細菌が蔓延るかといえば、それは、体が弱っているからです。ですので、西洋医療では一度細菌を殺して症状が良くなってもまだ体が弱いならばまた肺炎になり得る可能性があり、原因を取り除くことができていないと言えます。つまり、西洋医療の本質は対処療法であり根源的治療になりえないと言えます。

 

ジョブズは、このような西洋医療の本質をよく理解しており、元気がある時は西洋医療である癌治療を拒否していたのだと思います。ジョブズは癌を手術で取り除いたり、臓器移植を受けても根源的な治療になりえないため、再び癌になると思っており一度は拒否したわけです。

 

僕は今の医療には限界があると思います。特に精神医療に関してはまったく無価値とすら思っています。統合失調症というのは、脳内物質であるドーパミンが過剰に作用しているという仮説に基づいて治療が行われているそうです。なので、治療薬としてはドーパミンの活動を沈静化させる薬を使うわけですが、現代の精神科医療はそもそも、なぜ、ドーパミンが過剰に作用しているかということについては扱わないそうです。つまり、原因を見ずして表面的なものをなんとかしているだけに過ぎないと言えます。ということは、原因が何時までも人の自浄作用によって取り除かれなければ延々に薬を処方されなければなりません。これはかなり危険です。薬には副作用があります。今まで副作用が出ていなくても、長期間使用しているために顕在化する場合もあります。

 

僕は医療は投資のようなものだと思いました。投資はかならず成功するわけでなく、失敗することもある。成功するには、その人が色々情報を調べたり努力したりする必要があるわけです。今の医療も同じことだと思いました。今の医療も本人の努力(治癒能力)無しには成立せず、失敗ももありえる(病気が治らない)からです。