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Polybius ICO は詐欺か? セールが終わった今もう一度調べてみた

NEM の Mosaicトークンを発行する Ecobit が詐欺ではないかとツイッター上で話題になっていますね。ICOでは詐欺案件も多いと聞いており、Ecobit も上場前から詐欺の疑いがあるとの報告がチラホラありましたが、数日前からノアコインと同様に勝手に政府の認可を受けているかのような振れ回りで広告をやっていたことが暴露され、返金騒ぎへと発展したようです。

ネタ的に面白そうなので、本ブログで扱おうか考えましたが、それより、個人的にもっと気になる事がありました。本日 2ch で下のような投稿を見ました。

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ちょっと調べてみた所、Emercoin と絡む詐欺の指摘や、実現性の問題の指摘が幾つかネット上に存在することが分かりました。

steemit.com

この記事では、実現性の問題について触れられており、そもそもデジタル銀行は実現させるまでに政府の認可を得て受け入れられるまでに数年は掛かり、配当を維持しつつプロジェクトを運営することは困難であろうと指摘されています。

cryptomama.com

こちらの記事は、関連会社の HashCoin の非活発的な態度や Polybius.io の使用しているサポート支援システムが試用版もしくはライト版を使っていることに不審を頂いているようです。詐欺とは言えないが、プロジェクトを成功に導くやる気を感じないので投資案件としては不適格と考えているようです。

bitcointalk.org

このコメントでは、Polybius が Ernst & Young の名前を勝手に使って、ICO の広報活動をしている点、Ernst & Young のパートナーであった Polybius Financial Service Advisory の Daniel Haudenschild氏 が Ernst & Young での職を失っている点等を問題視しています。

どう考える?

いずれの情報源も Polybius が詐欺であると断定できるようなものではありませんが、その片鱗やそれなりのリスクを Polybius が持っていることが分かりました。ただ、これらはセール前の情報であり、それにも関わらず目標の2500万ドルを上回る3000万ドルを調達し、ICOが成功を収めたことを考えると、世間の評価は決して悪くないのではないかと思われます。投資家達は当然、デューデリジェンスを行っているでしょうし、もし、詐欺だと思われているのであれば、ここまで調達できなかったでしょう。

そもそも、Polybius の銀行業ライセンスはまだ取得されていなくて当然で、ロードマップの3番目の商業銀行で達成される見込みのものです。それまでやらなければならないタスクが別に多数存在します。銀行業ライセンス取得に向けた具体的な活動がなくてもまだ非難するような段階では無いと思われます。また、Daniel Haudenschild 氏が Ernst & Young での職を失っているとされていますが、LinkedIn の彼の職歴や Ernst & Young でまだ彼の名前が掲載されていることを考えると虚偽の可能性もあります。

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今のところ、弱小の取引所での取り扱いしかないからか、公募割れの状態ですが、その内上向きになのではないかと楽観視しています。 Bittrex でも扱いが開始されれば公募価格10ドルを超えるのでは無いでしょうか。リスクは高そうな案件ですが、成功すれば大きく化ける気がします。

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